吉開将人

吉開将人(よしかい まさと/YOSHIKAI Masato)

中国大陸で国家統合がいかにして始まったかという関心から戦国秦漢時代について、中国世界を外と分けるものは何かという関心から中国・ベトナム関係史について、そして知識人たちはどのように中国古代史を認識してきたのかという関心から近現代学術史について、それぞれ研究を進めています。

略歴

1990年東京大学文学部卒、1993年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同年中華人民共和国北京大学留学、1995年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学、同年東京大学東洋文化研究所助手、2000年東京大学東洋文化研究所研究機関研究員、2001年日本学術振興会特別研究員、2003年北海道大学助教授(東洋史学講座)、2007年4月准教授。

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主な業績

著書

  • 『世界美術大全集・東洋編・第2巻(秦・漢)』(共著)、小学館、平成10年

学術論文

  • 「銅鼓『再編』の時代─一千年紀のベトナム・南中国」『東洋文化』78、東京大学東洋文化研究所、1998年
  • 「印からみた南越世界─嶺南古璽印考」『東洋文化研究所紀要』136、137、139、東京大学東洋文化研究所、1998年、1999年、2000年
  • 「近代中国と文物事業─広州とその周辺を例として」『論集・中国古代の文字と文化』汲古書院、1999年
  • 「文字と中国文明」鶴間和幸編『NHKスペシャル・四大文明・第4巻・中国文明』日本放送出版協会、2000年
  • 「『中国史』と『東南アジア史』のあいだ─南越・南漢・南明」『岩波講座 東南アジア史』1、岩波書店、月報、2001年
  • 「馬援銅柱をめぐる諸問題」『ベトナムの社会と文化』3、2001年
  • 「近代中国とアカデミー─政治史と文化史のあいだ」『人文科学年報』32、2002年
  • 「歴史世界としての嶺南・北部ベトナム─その可能性と課題」『東南アジア─歴史と文化』31、2002年
  • 「嶺南史における秦と南越─『秦代造船遺址』論争とその周辺」『東洋学報』84-4、2003年
  • 「『中国歴史地図集』の論理-歴史地理と疆域観」『史朋』36、北海道大学東洋史談話会、2003年
  • 「近代中国における文物事業の展開-制度的変遷を中心に-」『歴史学研究』789、歴史学研究会、2004年
  • “One Century of Bronze Drum Research in Japan”,Transactions of the International Conference of Eastern Studies,No.49,2005年
  • 「東亜考古学と近代中国」『岩波講座「帝国」日本の学知』3、岩波書店、2006年
  • 「日本東亜考古学之形成与中国近現代学術之興起」『東亜歴史上的天下与中国概念』、国立台湾大学出版中心、2007年
  • 「歴史学者と「南支那」」『昭和・アジア主義の実像─帝国日本の南進と台湾・「南洋」・「南支那」』ミネルヴァ書房、2007年
  • 「『南越国長』阮福映─清代档案から見た阮福映の冊封問題」『史朋』40、北海道大学東洋史談話会、2007年
  • 「苗族史の近代─漢族西来説と多民族史観」『北海道大学文学研究科紀要』124、同研究科、2008年
  • 「中国古代における生産と流通─青銅製品を中心に」『現代の考古学』4、朝倉書店、2008年
  • 「近代日本学者与殷墟考古」『紀念殷墟発掘80週年学術研討会論文集』、中央研究院歴史語言研究所、2008年
  • 「漢初の封建と長沙国」『日本秦漢史学会会報』9、日本秦漢史学会、2008年
  • (共訳)『中華民族の多元一体構造』風響社、2008年
  • 「苗族史の近代(続篇)」『北海道大学文学研究科紀要』127、同研究科、2009年
  • 「歴史学者と国土意識」『シリーズ20世紀中国史』3、東京大学出版会、2009年
  • 「苗族史の近代(三)」『北海道大学文学研究科紀要』129、同研究科、2009年
  • (分担執筆)『世界史史料 3 東アジア・内陸アジア・東南アジアⅠ』岩波書店、2009年
  • 「苗族史の近代(四)」『北海道大学文学研究科紀要』130、同研究科、2010年
  • 「鳥居龍蔵と東アジア─歴史学説と心象地理」『北方を旅する』北海道大学出版会、2010年

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